消費税の計算ツール
(税込⇄税抜・インボイスの端数処理)
1つの金額の税込⇄税抜の換算と、10%と8%(軽減税率)が混ざった請求書の消費税額を出します。請求書の消費税額は、インボイス制度のルールどおり1枚の請求書につき税率ごとに1回だけ端数処理します。入力した内容はこの端末の中だけで計算し、どこにも送信しません。
1. 税込⇄税抜の換算
2. 請求書(インボイス)の消費税額
請求金額(税込)
—
| 税率 | 対価の額 | 消費税額等 |
|---|
これは目安です。値引きや返品、立替金、他社分をまとめて記載する場合などは、記載のしかたや端数処理が変わることがあります。消費税の申告で納める税額は、この請求書の計算とは別に、課税期間ごとの計算で決まります。最終的な判断は、税務署または税理士にご確認ください。
計算のしかた
税込⇄税抜
- 税抜 → 税込:消費税額等 = 税抜価格 × 税率(10%または8%)。端数を処理してから、税抜価格に足します。
- 税込 → 税抜:消費税額等 = 税込価格 × 10/110(8%なら 8/108)。端数を処理してから、税込価格から引きます。
インボイス(適格請求書)の端数処理
- インボイスに書く消費税額等に1円未満の端数が出るときは、1枚の適格請求書につき、税率ごとに1回端数処理します。
- 切り上げ・切り捨て・四捨五入のどれを使うかは、事業者が決めてかまいません。
- 明細(商品)ごとに消費税額を計算して端数処理し、その合計を消費税額として書くことは認められません。このツールでは参考として、明細ごとに処理した場合との差も表示します。
飲食料品の税率引下げ(予定)について
国税庁・財務省の「消費税率引下げ特設サイト」(令和8年9月15日開設)は、令和9年4月1日から令和11年3月31日までの2年間、飲食料品の消費税率を1%(国・地方合計)に引き下げる改正案を案内しています。新聞の定期購読は8%、その他は10%のままです。法案が国会で可決・成立した場合の内容として示されているもので、2026年10月27日時点では予定です。このツールでは税率の選択肢に「1%(予定)」を入れてあります。
計算例(このツールで確かめた例)
| 入力 | 結果 |
|---|---|
| 税込の請求書:10%対象 60,000円、8%対象 40,000円、切り捨て(国税庁 インボイスQ&A 問57の記載例)。60,000×10/110=5,454.5…、40,000×8/108=2,962.9… | 10% 5,454円 8% 2,962円 計 8,416円 |
| 税抜の請求書:10%対象 11,345円+12,549円、8%対象 9,987円+12,345円、切り捨て(問57の参考例)。23,894×10%=2,389.4、22,332×8%=1,786.56 | 10% 2,389円 8% 1,786円 (明細ごとだと10%は2,388円) |
| 税込1,000円・10%の税抜価格。1,000×10/110=90.90… | 切り捨て:税 90円・税抜 910円 四捨五入:税 91円・税抜 909円 |
| 税抜1,980円・8%の税込価格。1,980×8%=158.4 | 税 158円・税込 2,138円 |
出典と基準日
- 国税庁「消費税の仕入税額控除制度における適格請求書等保存方式に関するQ&A」問57(適格請求書に記載する消費税額等の端数処理) https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/zeimokubetsu/shohi/keigenzeiritsu/pdf/qa/57.pdf
- 国税庁 タックスアンサー No.6625「適格請求書等の記載事項」[令和8年4月1日現在法令等] https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shohi/6625.htm
- 国税庁・財務省「消費税率引下げ特設サイト」(令和8年9月15日) https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/zeimokubetsu/shohi/keigenzeiritsu/zeiritsuhikisage.htm
- 国税庁 リーフレット「飲食料品に係る2年間の消費税率引下げについて」(令和8年9月) https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/zeimokubetsu/shohi/keigenzeiritsu/pdf/0026008-127_leaflet.pdf
基準日:令和8年4月1日現在の法令等(国税庁)。税率引下げは令和8年9月15日閣議決定の大綱に基づく予定。内容の確認日:2026年10月27日。