給与の日割り計算ツール
(入社月・退職月)
月の途中で入社・退職した人の月給の日割り額を、よく使われる3つの方式で並べて出します。どの方式で払うかは、会社の就業規則・賃金規程の定めによります。入力した内容はこの端末の中だけで計算し、どこにも送信しません。
1. 月給と計算期間
2. 会社の休み(所定労働日数を数えるため)
毎週休みの曜日日割りの支給額(3つの方式)
| 方式 | 金額 |
|---|
日割りの方式を一つに決めた法律の条文は、このページの運営者が確かめた範囲では見当たりません。労働基準法第89条は、賃金の「決定、計算及び支払の方法」を就業規則に書くことを求めています。まず就業規則・賃金規程の定めを確かめてください。定めがない・あいまいな場合の扱いは、労働基準監督署または社会保険労務士にご相談ください。
3つの方式
| 方式 | 計算のしかた |
|---|---|
| 暦日数割 | 月給 × 在籍した暦日数 ÷ 計算期間の暦日数(28〜31日) |
| 所定労働日数割 | 月給 × 在籍中の所定労働日数 ÷ 計算期間の所定労働日数 |
| 所定労働時間割 | 月給 ÷ 月平均所定労働時間 × 在籍中の所定労働時間 |
- 暦日数割は休日も数えるので、計算が単純です。同じ日数在籍しても、31日の月と30日の月で額が変わります。
- 所定労働日数割は、厚生労働省の「モデル就業規則」(令和7年12月版)第46条第2項が例として示している方式です(計算期間の中途で採用・退職した人の月額の賃金は、その計算期間の所定労働日数を基準に日割計算する)。祝日の多い月は1日あたりの額が上がります。
- 所定労働時間割は、残業代や欠勤控除と同じ「1時間あたりの賃金」(月給 ÷ 1年間の1か月平均所定労働時間)を使います。月平均所定労働時間 = 1日の所定労働時間 × 1年間の所定労働日数 ÷ 12。月によっては、在籍した日がそれなりに多くても月給より少なく、または多くなることがあります。
- このほか「月給から、在籍しなかった日の分を差し引く(欠勤控除と同じ考え方)」とする会社もあります。どれを使うかで数千円〜数万円変わることがあるので、規程に書いておくことが大切です。
計算例(このツールで確かめた例)
| 入力 | 結果 |
|---|---|
| 月給 300,000円、2026年10月1日〜31日、10月15日入社、土日・祝日休み、8時間×240日(月平均160時間)。暦日 17/31日、所定労働日 12/21日(10/12は祝日) | 暦日 164,516円 所定日 171,428円 時間 180,000円 |
| 月給 250,000円、2026年11月1日〜30日、11月10日退職、土日・祝日休み、8時間×245日。暦日 10/30日、所定労働日 6/19日(11/3・11/23は祝日) | 暦日 83,333円 所定日 78,947円 時間 73,469円 |
| 月給 200,000円、20日締め(2026年9月21日〜10月20日)、10月1日入社、土日・祝日休み、7.5時間×250日(月平均156.25時間)。暦日 20/30日、所定労働日 13/18日 | 暦日 133,333円 所定日 144,444円 時間 124,800円 |
円未満はいずれも切り捨て。
出典と基準日
- 労働基準法(昭和22年法律第49号)第89条第2号(就業規則に書く事項:賃金の決定、計算及び支払の方法)(e-Gov法令検索) https://laws.e-gov.go.jp/law/322AC0000000049
- 厚生労働省「モデル就業規則」令和7年12月版 第46条第2項(日割計算)・第40条第3項(1か月平均所定労働時間の算式)・第45条(欠勤等の扱い) https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/zigyonushi/model/index.html
- 労働基準法施行規則 第19条(月給の1時間あたりの賃金は、1年間の1か月平均所定労働時間で割る) https://laws.e-gov.go.jp/law/322M40000100023
- 内閣府「国民の祝日について」(祝日表 syukujitsu.csv) https://www8.cao.go.jp/chosei/shukujitsu/gaiyou.html
基準日:2026年10月27日時点の法令と資料。内容の確認日:2026年10月27日。